半年ほど前に携帯電話の通話スピーカーが故障してしまいました。
自分で修理することを考えたのですが、デジカメの修理で失敗した苦い経験があり、高密度の電子機器の修理に腰が引けてしまいます。
ただ、イヤホンを繋ぐと通話はできます。
もともと通話スピーカーを使うとエコーキャンセルで会話が途切れるのが嫌いで、イヤホンを使うことが多く、このまま修理せずイヤホンで通話するようになりました。
しばらくイヤホンは写真のように携帯に巻いていましたが、このイヤホンコードの被覆はゴム製で強度的に弱く、イヤホン本体もぶらぶらしている状態なので、このままでは断線の原因になります。
そこで、イヤホンホルダーを作成することにしました。
設計要件は次の通りです。
- イヤホンを格納した状態で携帯につないでおけること。
- コードが邪魔にならないように束ねられること。
- イヤホン本体がぶらぶらしないように固定できること。
- コードに無理な負荷がかからないこと。
まず最初に作ったのはイヤホン本体とプラグを差し込み、コードは束ねて挟み込むタイプです。
本体とプラグ付近のコードは断線し易いので、曲がらないように注意しました。
携帯に装着してみます。
あまりに巨大で、しかも重いので、これでは使えません。
次に小型、軽量化しました。
ところがイヤホン本体をはめるとき、イヤピースが邪魔で苦労します。
また、コード束ねてはめるのに手間がかかってしまいます。
最終的な形です。
イヤホン本体は裏からはめるようにしました。
また、コードはホルダに巻き付ける方式にしました。
顔のように見えて少し面白いです。
裏からの様子です。
コードはほどけないように付属のクリップで止めておきます。
携帯にはめてみました。
取り敢えず使えるレベルになりました。
まだ改善の余地がありそうなので、使っていく中で改良を続けたいと思います。
3Dデータ(STLファイル)をアップしましたので、個人的な利用の範囲で、自由にお使いください。
項目 | 数量 | 入手 |
---|---|---|
イヤホンホルダ | 1 | ダウンロード |