安易な対処療法は新たな問題を引き起こすことがあります。
先日、異音が出るようになった扇風機を直しましたが、1週間程で、また異音が出るようになってしまいました。
当初は、軸の遊びが原因だと思い、軸を押さえる板を取りつけましたが、この板が長時間の圧力で壊れてしまいました。
これでは、何度、押さえ板を取り換えても壊れてしまいます。
そこで、修理をやり直してみました。
ユーザーによる改造はメーカーの保証・修理が受けられなくなります。
爪を当てて凹凸がないか調べます。
すると前方のシャフトの中間ぐらいに引っ掛かりがあるのが分かりました。
そこだけ摩耗しています。
前回は、押さえ板でシャフトを押していたため、結果的にこの摩耗個所がずれることになり、異音が直ったようです。
つまり、押さえ板でなくても、シャフトの位置をずらすことで解決できそうです。
滑りが良くて、摩擦音がしない素材を探します。
たまたま、手元にあったカーテンランナーが使えそうです。
ワイヤーを通す穴をあけます。
かなり手間取りましたが、これで一応問題は解決しました。
扇風機のシーズンもあと僅かですが、存分に使いたいと思います。