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■■■修理メモ:Thinkpadの電源コネクタの修理■■■ |
この文書は個人的なものであり、読者による修理を推奨するものではなく、
内容について一切の責任を負いかねます。
ユーザーによる修理はメーカーの保証・修理が 受けられなくなる可能性があります。 |
●現象 | ||
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Thinkpadの電源コネクタの破損 | ||
●処置 | ||
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(1) 分解 | ||
裏面のすべてのネジを外します。 | ||
背面のコネクタ固定用ネジを外します。 | ||
電源ボタン/機能ボタンカバーを外します。
この順番で外すのが本当に良いのかちょっと怪しいです。 先に上面枠を手前だけ外して、裏からキーボードを外す方が良いのかもしれません。 | ||
キーボードを奥へスライドし、手前を持ち上げ外します。 | ||
キーボーケーブルコネクタのロックを上にスライドし、ケーブルを外します。 | ||
一番奥のカバーを外します。 | ||
液晶パネル取り付けネジ(2箇所)を外し、液晶ケーブルを外します。 左側のケーブルはネジ止めされているので、これを外します。 | ||
リチウム電池を剥がし、上面枠を外します。
手前から少しずつ慎重に開いていきます。 上面枠を外したら、基板取り付けネジ(確か2つ)を外します。 | ||
(2) 状況 | ||
コネクタが壊れているのが分かります。 | ||
コネクタを外します。 ばらばらになっています。 写真左のカバーは新しい部品を取り付けるためにとっておきます。 | ||
(3) 部品交換 | ||
交換部品を手に入れます。純正の部品は入手が困難なので、
代替部品を探します。
私は東急ハンズで見つけた写真のコネクタを利用します。 価格は僅か73円でした。 | ||
手に入れたコネクタは、そのままでは取り付けれないので、加工します。
まずコネクタ両端の取り付け穴部分を切断します。 コネクタのサイズが若干大きいので、下部の角と周囲をヤスリで削ります。 次に先ほど取っておいたカバーを部品の形状に合わせ整形します。 | ||
コネクタにカバーを接着します。 | ||
コネクタ端子が大きいので、切断して曲げます。
上部の+端子と右下のG端子のみを使用します。 左下の端子は使用しません。 | ||
コネクタ接続用のワイヤーを用意します。これはコネクタの固定も兼ねるので、
比較的硬いものにします。
私はICソケット用のピンを利用しました。 | ||
ワイヤーを整形します。
+側は他の端子とのショートを防ぐためカバーを被せます。 私は太目のコードの被覆を使用しました。 | ||
基板上のコネクタ用の各穴をきれいにします。
手動式のハンダ吸引機を使用しました | ||
コネクタを取り付けます。
カバーのつめを基板の穴に通し、裏からハンダ付けします。 | ||
+およびGをワイヤーで接続します。
念のため、+側のワイヤー及び端子はシャーシや他の部品とショートしないよう テープなどで覆っておきます。 | ||