旅行に出かける時、毎回パッキングに悩みます。
少し詰めては、あれも必要これも必要と、なかなか終わりません。初めてではないはずなのに、毎回苦労させられます。
そのような経験から、私は目的別のチェックリストを作ってパッキングしています。
このチェックリストは繰り返し使うものなので、紙のメモだと、チェックの印を付けたり一時的な項目を追記することはできません。
ほたるメモはシートをコピーすることができるので、雛形のチェックリストをコピーして作業用のチェックリストを作れば、元のチェックリストを壊すことなく、自由に追記できます。
私はチェックリストの雛形を雛形用のフォルダに作っておき、それをToDoリストのフォルダにコピーして使っています。
このコピーに書かれている項目を消しこみながらパッキングをしていきます。
消しこむ方法は項目の先頭にレ点をつけたり、取り消し線を上書きしたり、馴染みの方法で行えば良いと思います。
チェックしながら新たに気づいたことも自由に追記できます。
複雑な作業のチェックリストには絵や写真を入れれば、更に分かりやすくなります。
私が学生だった頃、観光バスの添乗員のバイトをしたことがあります。
その時のバスの運転手さんの言葉が今でも忘れられません。
運転手さんは、計画を立てた時点で、その仕事の半分は終ったようなものだと仰っていました。
その時は、その言葉の意味をあまり理解していませんでしたが、後日、何か初めての仕事をする場合、段取りなどのチェックリストを作成することで、ストレスを軽減しながら作業を進められることに気づきました。
作業で一番大変なのは、段取りを決めることで、後はひたすらそれを実行すればいいのです。
ですから、一度チェックリストを作成すれば、その後、同じ作業をする場合、あの運転手さんの言葉を借りれば、作業の半分が終った時点から始められるということです。
日々、多くのことをこなさなくてはなりません。体調が優れず、仕事が手に付かない日もあります。そんな時、最も精神力が必要な段取り作業が軽減できるチェックリストの存在は助かります。
こういうチェックリストの蓄積が個人の財産になり、作業の負担を軽減するだけでなく、作業の質を高め、更には自信につながるような気がします。