最近、最も年を感じるのは小さな文字が読みづらくなったことです。
ほたるメモは、わたしのように老眼が入った人でも読みやすいように、1行の幅を約0.64cmとしました。このサイズはB罫のノートサイズより少し大きいサイズです。
最近の機器は高解像度のディスプレイとなっています。同じ画像でも高解像度では緻密に(小さく)表示されます。
メモの内容表示は解像度によらずほぼ同じサイズになるようにしています。しかし、折角多くの情報を表示できる高解像度の機器ですから、その解像度で表示をしたくなるのは自然な流れです。
そこで、設定画面で切り替えられるようにしました。
高解像度表示では1行の幅が約0.42cmになります。このサイズはC罫の手帳サイズより少し小さいサイズです。若い方は、こちらのほうが良いかもしれません。
アンドロイドがマルチタッチ対応となりました。
マルチタッチ対応というと、まず思いつくのはピンチ操作です。
今日、スマートフォンが注目されていますが、その象徴的な操作イメージがピンチ操作ではないでしょうか。
2本指でまじないの様に操作する様は、いかにも先進的なスタイルです。
ほたるメモも遅ればせながらピンチ操作を導入しました。
内容表示画面で2本の指で摘んだり、広げたりすることでズームが行えます。
デフォルトのサイズに戻すには、2本指でダブルタップします。
よくあるのは1本指でのダブルタップですが、すでに1本指でのタップ操作にスクロール操作を割り当てていましたので、このようにしました。ピンチ操作と同じ指使いなので、覚えやすいのではないかと勝手に思っています。
直接編集画面ではタッチ操作自体が編集操作なので、ピンチ操作は対応できませんが、一度、拡大編集モードに戻ってズームを行ってから直接編集モードに入り直せば、好きなサイズで編集できます。
実装して、実際に使ってみてわかることは、この機能を利用するシチュエーションが写真を貼り付けた時に拡大してみるときや、小さい絵を描く時であることです。特に後者は、絵の精度が上がります。
確かに便利なので、一度慣れると、自然と使ってしまいます。