いつでも、机の上で運用できる環境がベストです。
それにはまず、アンテナケーブルを屋内に引き込む必要があります。
フラットケーブルで窓から引き込む方法も考えましたが、使っていないエアコンダクトがあったので、これを利用することにしました。
外側と内側のエアコンダクトキャップにコネクタを取付け、両者を繋ぎます。
今ついているエアコンダクトキャップは原状回復できるように、そのまま保管し、3Dプリンタで新たにキャップを作ります。
M3ネジでキャップにコネクタを取り付けます。
固定用の角材にM4タップを切ります。
(当初、M3ネジを想定していましたが、角材には、既に、これより大きな穴が開けられていたので、M4にサイズアップしました。)
片方のキャップに固定用の角材を嵌めます。
隙間を防水粘土で塞ぎます。
双方に角材を嵌め、M4ネジで固定します。
3Dプリンタでボックスを作成し、延長ケーブルコネクタを取り付けます。
ネジ穴はM3タップを切ります。
机にはクランプで固定します。
あとは、ケーブルを這わせるだけです。
実は、購入した8Dケーブルは太さが10mm以上もあり、市販の3号モールでも、ちゃんと収まりません。
仕方がないので、直線部分の目立つところだけ、モールを配置し、ケーブルを無理やり押し込めました。
5Dケーブルにすれば良かったかな。
箱庭シャックの出来上がり。
これで机に向かって運用できます。
そうなると、ハンディ機ではちょっと物足りない感じですが。
いえ、初心者なら、まずはここからですね。
下表は今回設計・使用した部品の一覧です。
3Dデータ(STLファイル)をアップしましたので、個人的な利用の範囲で、自由にお使いください。
項目 | 数量 | 入手 |
---|---|---|
エアコンキャップ 角材固定ネジ穴はM3->M4に変更要 | 1 | ダウンロード |
端子台 | 1 | ダウンロード |
ポリエチレン角材 10x10x500mm | 1 | ネット |
N型レセプタクルコネクタ | 3 | ネット |
N型ケーブルコネクタ・メス | 1 | ネット |
テーブルクランプ | 1 | ネット |
ネジ・ナット・ワッシャ M3,M4 | 必要量 | ホームセンター |