レーザーカッター(FABOOL-Laser Mini)の購入

投稿 2020/11/16 (月) 午後 01:33 | デジタル工作機 | hotall

3Dプリンターの便利さに味を占めて、次なるデジタル工作機が欲しくなりました。
それはレーザーカッターです。

立体物を作るには、粘土やガラス細工のように柔らかい材料から直接、形を造る方法と、木工や金属加工のように固い材料を切削する方法があります。

どちらの方法が良いかは、材料や造形などの製造条件やコストにより異なります。
3Dプリンタは前者、レーザーカッターは後者の方法となります。



3Dプリンタが直接的で自由な造形方法に対し、レーザーカッターは切断することにより造形する機械です。

3Dプリンタは比較的自由に造形ができる反面、精度や積層痕など仕上がりの問題があり、また、材料にも制約もあります。

これに対し、レーザーカッターは、比較的薄い平板しか加工できない制約はありますが、もともとの材料が表面の仕上がりが綺麗であることや、木材など、3Dプリンタでは使えない材料も加工できること、また、その加工精度も安定して得られるのが魅力です。

レーザーカッターの購入を検討するにあたり、当初は透明アクリル板をカットできる。大出力の炭酸レーザーが欲しかったのですが、値段もさることながら、その大きさと重さが、あまりに大掛かりであったため、今回は、半導体レーザーで我慢することにしました。

購入先は安い中国メーカーか、国内メーカーか悩みましたが、交換部品の入手継続性が期待できそうな国内メーカーにしました。
購入したものはSMART DIY'sのFABOOL-Laser Mini(3.5W)です。



ネットで注文すると、早々に段ボール箱が届きました。

この製品はキットですので、自分で組み立てなければなりません。
とは言っても、RepRapの組み立てに3週間かかったことに比べれば、家具の組み立てレベルで、1日で完成しました。

レーザーユニットにコルゲートチューブをタイラップで固定するのですが、ここがグラグラしていたので、固定用の部材を3Dプリンタで作成しました。

早速、コピー用紙をカットしてみます。
焦げた臭いの中、青い光を放ち、カットされていきます。

無事にカットできました。

次に、ケント紙のカットに挑戦しましたが、窓からの風に煽られ、紙がヘッドに被さり、本体がずれてしまいました。
その結果、テーブルを焼いてしまいました。

安全面からも、やはりケースが欲しいですね。



コルゲートチューブ固定用部材の3Dデータ(STLファイル)をアップしましたので、個人的な利用の範囲で、自由にお使いください。
項目数量入手
固定用部材1ダウンロード
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