ヒーテッド・ベッドは製品を乗せる台です。
Y軸機構により移動します。また、樹脂の収縮を防ぐために加熱します。
ヒーター用のプリント基板に、コネクタとジャンパをはんだ付けします。
プリント基板に伝熱グリスを塗ります。特に、サーミスタに熱が伝わるように盛ります。
今回、CPUヒートシンク用に購入した銀入りのグリスを塗ってみたのですが、全面を塗るには少なすぎました。
伝熱グリスが不足したので、新たにシリコングリスを購入しました。勿体ないので、銀入りグリスはサーミスタ部分に使用しました。
プリント基板を表面のアルミ板と裏面のファイバーボードで鋏み、ネジで固定します。
プリント基板の中央にサーミスターがあり、アルミ板の凹みをこれに合わせます。
ネジは強く締めすぎてアルミ板から突き出ないようにします。
ベッドの高さを調整するネジを取り付けます。
下方向の圧力を吸収するためのスプリングをナットで鋏みます。
ベッドをY軸機構の台座に取り付けます。
現時点では、厳密に高さを調整しませんが、取り付けネジが下の他の部品に接触しないようにしておきます。
ヒーテッド・ベッドが完成しました。