あおり運転の問題で、ドライブレコーダーが注目されています。
そんな折、家族の車にドライブレコーダを取り付けることになりました。
ドライブレコーダー(COMTEC ZDR-015)は今流行の前後カメラで駐車録画機能付きのものです。
さて、配線はなるべく目立たないようにするため、電源もヒューズボックスからとることにします。
自分の車なら、直接、既存のコードから取るのですが、原状回復を容易にすることを考えて、ヒューズからとることにしました。
電源を取り出せるヒューズは市販されているのですが、今回取り付ける車(Audi A1)は、ヒューズを固定するカバーがあり、ヒューズの端から出ているコードと干渉してしまいます。
そこで、カバーと干渉しない電源取り出しヒューズを自作することにしたのです。
ユーザーによる改造はメーカーの保証・修理が受けられなくなります。
ホームセンターでそれぞれのヒューズ(エーモン)を購入しました。
端子の間をマイナスの精密ドライバを使って開きます。
これをマイナスドライバーを突っ込み剥がします。
また、端子を抜きやすくするため、端子とケースの間を広げます。
これを丁寧に行わないと、以降の作業に苦労します。
固い場合は、再度、端子とケースの間を広げます。
この作業は辛抱強く行います。
念入りに削るのが成功の秘訣です。
厚くなりすぎた場合は、その部分を削っておきます。
2つの端子の間隔を保ちながら、ゆっくりと押し込んでいきます。
また、コードの根本はヒシチューブで補強しています。
ヒューズ本体自体は軟質のアルミなので折れやすく、作業は慎重さが必要で、失敗を覚悟する必要があります。私の場合、歩留まり半分でした。
ドライブレコーダーの配線は、ヒューズカバーと干渉することなく、うまくいきました。
友人のミニにドラレコを取り付けるにあたり、ヒューズが20Aだったため、市販のヒューズ電源キットでは15Aなので、20Aを買って改造することにしました。ヒューズとケースの外し方に自信がなかったので、大変参考になりました。
ありがとうございました。
------------------