Windows8が勝手に起動

投稿 2012/12/11 (火) 午前 11:39 | パソコン | hotall

パソコンがどんどん高機能化するにつれて、内部で何が行われているかわからなくなってきました。
コンピュータウイルスが蔓延する昨今、コンピュータのちょっとした振る舞いが不安にさせます。
Windows8にアップグレードしてから、日に数回システムが勝手に休止状態から起動するようになりました。
理由もわからないので気味が悪いですし、電気の無駄でもあります。
そこで、少し調べてみることにしました。
この文書は個人的なものであり、内容について一切の責任を負いかねます。


まずイベントビューアでログを調べてみます。

Systemログを"power-troubleshooter"でフィルタすると、起動情報が得られます。
すると、日に2回、定時刻に原因不明の起動(再開)が記録されていました。
2:59と18:32です。
そこで、タスクスケジューラで、その時刻にスケジュールされているタスクがないか調べてみます。

まず3:00にタスクスケジューラ自体がスリープを解除して起動するようになっていました。
([Microsoft] - [Windows] - [TaskScheduler] - [Regular Maintenance])
おそらく、管理しているスケジュールの設定などを行っているのでしょう。
もともと、シャットダウンしている場合は起動しないスケジュールですので、休止状態だからといって特別スケジュールが必要なケースも考え付きません。
テレビ録画など休止と起動を自動化するようなケースは必要となるかもしれませんが...
今回は、スリープ解除のチェックを外します。

OKボタンを押すとアイドル時間のエラーが出ます。
システムが設定した値なのにエラーなのは納得できませんが、とりあえず"1分"を設定しました。

次に18:32にメディアセンターがスリープを解除して更新処理を行うようになっていました。
([Microsoft] - [Windows] - [Media Center] - [mcupdate_scheduled])
これもスリープ解除を止めます。
その他にOSの自動アップデートがスリープ解除するようになっていましたが、毎日ではないので、そのままにしました。

ついでに、現在はスリープ状態が継続するようになっているようなので、節電の為に一定時間後に休止状態に移行するようにします。

コントロールパネルの電源プラン設定を変更します。
スリープ移行時間を短くし(30分)、休止移行時間を設定します(60分)。
これで、毎日の起動はなくなるはずですので、しばらく様子をみたいと思います。

[追記]
この後、3:00のタスクスケジュール(Regular Maintenance)の設定が元に戻る問題があり、更なる対策を行いました。
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コメント

投稿 岩瀬 勲 | 2012/12/22 (土) 午後 01:31 | 13時31分37秒

私のPCもWindows8にアップグレードしたら休止の時やスリーブの時、突然再起動しました。
ネット上で対策事例を参考にいろいろいじりました。
レジストリーのAC  Setting Indexを1から0にしてみましたが改善されず何度か立ち上げ、休止の繰り返しで、PCの電源
ボタンからの起動さえできなくなりました。
マザーボードのCR2032をいったん抜いて再び入れたら起動はしたが休止から突然の再起動は改善されず、ためしにマザーボードの電池CR2032を新しいものと交換しました。
レジストリーのAC Setting Indexももとに戻し1にして現在1週間たちますが、正常になりました。
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投稿 hotall | 2012/12/22 (土) 午後 04:42 | 16時42分28秒

なるほど、ハード的な原因もあるのですね。今回は自動メンテナンスの設定を変えたことで勝手に起動することはなくなりましたが、私のマザーボードもかなり古く、リチウム電池もそろそろ交換したほうが良いかもしれません。貴重な情報ありがとうございました。
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