先日、久々にエジソンプラザに行ってきました。
エジソンプラザは東急ハンズが電子部品の販売を止めてから、横浜で電子部品が買える唯一の場所です。
ここは最新のデジタルICこそ望めませんが、アナログ世代の部品なら真空管からトランジスタまでほとんど揃います。新品の部品だけでなく、怪しい中古の部品なども陳列されています。
電子工作をする人にとっては、探検心をそそられるドンキのような場所です。
据え置き型のオーディオの人気が下火になり、携帯/インターネットの利便性から無線機の需要も低下、更に、パソコンが高度にモジュラ化、低価格化したため、電子部品から組み立てるアマチュア電子工作家がめっきり少なくなってしまいました。このような時流ですので、電子部品を売る店も減っていくのも仕方のないことです。
エジソンプラザも前回来た時には営業していた一店舗がなくなっていました。寂しい限りです。残りの店舗には頑張って営業を続けていただきたいです。
最近、我が家ではちょっとした自作スピーカーがブームです。
スピーカーといっても、おもちゃのようなものです。先日までは100円ショップで購入したスピーカーからスピーカーユニットを取り出し、手近にあるいろんな箱に組み込んでいました。
バスレフやバックロードホーンなど、安価に色々試して、効果を楽しむことができます。
100円ショップのスピーカーもキャビネットを工夫すれば、全く音が変わってきます。しかし、さすがにこのスピーカーユニットでは限界があるので、今回はもう少しまともなスピーカーユニットを使ってみようということになりました。しかし、本格的なハイファイオーディを目指しているわけではないので、いつ捨てても惜しくない価格でなければなりません。
そこで、妻と一緒にここエジソンプラザに物色しに来た訳です。
ここにあるスピーカーは古いものが多いのですが、色んなサイズのものが置いてあります。
その中で、大きさが3インチと手軽に扱えるサイズで、磁石が大きく、エッジもウレタン製で、いかにも効率のよさそうなものを見つけました。ただ、残念なのはセンターキャップがへこんでいるのです。
センターキャップのへこみは音には影響ないそうなので、値段次第かなと考えました。
品物には値札がなかったので店長に聞くと「2つで500円でいいよ。」との返事。ワンコインならば、失敗しても惜しくはありません。即決で購入です。
家に帰り、その日のうちに音を出してみました。キャビネットはビヒダスヨーグルトの空き箱でしたが、結構、いい音で鳴ってくれました。今後のキャビネット作成に期待が持てます。
こうなると、やはりセンターキャップのへこみが気になります。
ユーザーによる修理はメーカーの保証・修理が受けられなくなる可能性があります。
へこみを直すには後ろから押し出すか、前から引っ張るしかありません。
後ろのセンターホールは密閉されていたので、前から引っ張るしかありません。
今回は粘着テープで引っ張ることにしました。
テープは一般的な布製ガムテープを使用しました。
まず、へこみの幅に合わせて細長く切り取ります。
親指と人差し指にテープの端を貼り付け、テープの中央をセンターキャップのへこみにあてます。
センターキャップに負担をかけないようテープをやや引き気味に、先が柔らかな消しゴムペンでへこみの中心に粘着させます。
そのまま、そっとテープを引っ張ります。
1回では、直りませので、何回も繰り返します。
結果としては、完全にへこみをとることはできませんでした。
大きなへこみは引っ張り出せるのですが、その後に小さなへこみが残り、これはテープの粘着力では引っ張り出せないのです。
もう一方のスピーカーユニットも直してみます。
こちらの方がへこみが少なかった分、前のものより綺麗になりました。
決して満足するレベルとは言えませんが、最初の状態よりはましになったので、これで良しとしました。
上手く引っ張り出せてもしわが残り不格好ですよね、
私もセンターキャップ交換を試みようと、
色々探しましたが大きいサイズはあるのですが小さいサイズがありません、
多分交換も難しそう、簡単に取れないでしょうし!
無理してコーンを傷めたりさせ結局壊してしまい、処分がオチなのかも?
でも、何でも試すのは楽しいですよね!
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