最近、私のプレーヤーもB面の頭出しに失敗し、A面の頭出しも時間がかかるようになりました。いやおうなく機器の寿命を意識させられます。
LDプレーヤーは大きく重いディスクを高速に回転させ、アナログ画像をリトライなしに正確に読み取る必要があるため、中の構造は精密かつ重量級メカの塊です。
メカは可動部の摩耗による劣化から逃れられません。特にLDプレーヤーのように大きな力がかかる機器は顕著になります。
車のメンテナンスと同様に、少しでも摩耗を少なくするためには定期的なグリスアップが必要となります。
今回、頭出しの問題が発生したのを機にグリスアップをしたところ、完治することができました。
ユーザーによる修理はメーカーの保証・修理が受けられなくなる可能性があります。
もともとのグリスは、白色だったのでシリコングリスと思われますが、今回は手元にあったウレアグリスを使用しました。
①シャーシ上部のB面再生時にヘッドが接触する箇所をグリスアップします。
以上のグリスアップで頭出しが失敗なくスムーズに行われるようになりました。しかも、トラッキングの精度が上がったようで、画像ノイズも少なくなり画質がアップしました。
これからも、定期的にグリスアップして、長く使ってやりたいと思います。
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