2つの編集モード

投稿 2011年02月28日 11時29分29秒 | ほたるメモとは | hotall

私の指は太くて短いので、細かな作業には向きません。こんな指をペン代わりにするには、携帯の画面は狭すぎます。
したがって書く時は大きく、表示は小さくする仕組みが必要です。

編集領域の拡大に伴い、2つの問題が生じます。
まず、編集範囲がメモ上を移動できる仕組みが必要になるということです。パソコンでよく使われるスクロールバーは指で操作するのは困難です。かといってドラッグによる方法は、既に編集操作がドラッグを中心としたものであるため使えません。

次に、拡大すると全体のイメージがつかめず、また、どの場所を書いているのかわからないということです。
こうした問題を解決する方法として、表示エリアと編集エリアの2画面構成とし、表示エリアで編集箇所の指定と編集結果の確認を行い、編集エリアで描画入力するようにしました。

我々は文章を左から右に書いていきますので、常に記入の度に編集領域を右にスクロールします。そこで、手書き入力後、一定時間が経過すると自動的に右に移動するようにしました。自動スクロールのタイミングは人によって好みが異なりますので設定画面で変更できるようにしています。慣れてくると、標準より早くスクロールしたくなるかもしれません。そんな時、スクロールタイミングを変更してみてください。

自動スクロールではなく、編集エリアを手動で移動する方法として、直接、任意の場所を長押しして指定する方法と、表示エリアの右側または左側を短押ししてその方向にスクロールする方法を用意しました。
また、表示エリアの中央を短押しすることで、次の行に移ることもできるようにしました。改行方法も使い方により異なりますので、設定画面で指定できるようにしています。

罫線があるからといって、紙のメモでは罫線を超えて書き込むこともあります。
そこで、「拡大編集」モードとは別に、画面全体に書き込める「直接編集」モードを用意しました。これにより、行にまたがる大きな絵も描けるようになりました。
ほたるメモはこの二つの編集モードを駆使してメモを書き上げていきます。行単位の文字は「拡大編集」モードで、挿絵や図のような行を超える描画は「直接編集」モードでといった具合です。

指による手書き入力は、ペンで入力するともキーボードで入力するとも異なる操作となります。まだまだ、発展途上の方式ですので、これからも継続的に改善をしていきたいと思います。

2階層でメモを分類

投稿 2011年02月23日 10時00分54秒 | ほたるメモとは | hotall

何でもないメモも、後で読み返すと役に立つことが多々あります。
デジタルのメモの良さは、ページ数が増えてもかさばらないことで、メモリが許す限りどんどんためておけます。

メモの数が増えてくると、後で探し易いように、これらを分類したくなります。
またTO DOリストのようにメモの状態を管理したくなります。
そのような目的でキャビネットとフォルダの2階層構造にメモを格納するようにしました。
フリー版ではキャビネット1つとフォルダ3つに制限されますが、この3つのフォルダでも色々な使い方ができるのではないでしょうか。

目的のシートにアクセスするには、キャビネット、フォルダ、シートの順で選択します。
キャビネットやフォルダはショートカットとしてホーム画面に配置することができ、アクセスまでの手間を省けます。

視認性を高めるためキャビネットやフォルダにはアイコンを付け、予め用意されたアイコンの中から選択できるようにしました。このアイコンは一覧上に表示される他、ホーム画面上のショートカットにも表示されるので、目的をイメージするアイコンを割り当てることで、認識しやすくなります。
メモシートを別のフォルダにコピーしたり移動したりできます。シートのステータス管理やひな形管理などができると思います。

ほたるメモは、使い方を既定していません。したがって、初めて使う人にとっては決めなければいけないことが多いと思います。その一つがフォルダ/キャビネット構成です。
これは、私自身、手書きメモの使い方に未知なことが多いからです。
紙のメモ帳の歴史は古く、様々な人が、様々なアイデアを紙のメモ帳に注ぎ込んでいます。メモ帳の使い方がその人のライフスタイルの一部であるかのようです。
そんな理由から、フォルダ構成も規定しませんでした。
他力本願ではありますが、お使いになる方が、ご自身のメモ帳に作りあげていただくことを期待しております。

罫線入りの用紙

投稿 2011年02月20日 10時37分31秒 | ほたるメモとは | hotall

物心ついた時から、ものを書く紙といったら罫線があり、そこに合わせて文字を書いたり、図を描いたりしていたように思います。幼いころから慣れ親しんた形式でした。

罫線は、書き込む時にその位置を強制してしまうので、自由度が減ります。今から思えば絵や図を書くには邪魔な感じがしますが、いつの間にか、これを配置の目安として、自然と利用するようになっていました。

ほたるメモは罫線付のシート上に書いていきます。編集には「拡大編集」と「直接編集」の2つのモードを用意しました。「拡大編集」がシート一杯に自由に描画するするモードに対し、「拡大編集」はこの罫線で区切られた行に沿って、左から右に書く為に特化したモードで、デフォルトの編集モードです。

罫線の位置は変更できませんが、色を変えることができます。罫線が気になる場合は、白色にすることで見かけ上見えなくなります。

一番上の行は、タイトル行になっており、シート一覧画面で目次の項目として表示されます。
タイトル行も手書きデータですから、絵や、マークなど自由に書き込めますので、目的に応じてデザインを統一すれば、後で探しやすくなります。この辺りは、画像データのアナログな特性ならではの応用が可能だと思います。

動機は自分が欲しかったから

投稿 2011年02月09日 10時12分20秒 | ほたるメモとは | hotall


ガジェット好きな私は、電子手帳からPDAなど新しいものが出る度、次々と試してきましたが、どうしても紙のシステム手帳は手放せませんでした。
一時期、システム手帳に書いたメモをテキストに打ち直したりしましたが、絵や図などは無理で、結局あきらめてしまいました。

今はソフトウェアキーボードもかなり進化して入力しやすくなってきましたが、ブラインドタッチは難しく、思考を中断せずに打ち込むには相当の慣れが必要です。
それなら初めからすべて手書きで保存するメモソフトがあればいいのではと思った訳です。

テキストではないので、検索や他のテキスト形式のアプリケーションとの連携はできません。はじめはどうかと思いましたが、テキスト形式のアプリでは得られない利点があります。私が紙のメモ帳を捨てられない理由がそこにあります。

手書きにすると、それがイメージとして頭の中に記憶されやすく、後で見た時にその時の考えがよみがえりやすくなります。
手書きの行為自体が考えをまとめる(思考活動の)象徴的な儀式ではないか、なんて考えたりします。
書いた文字を傍線で消し込むことで頭の中の記憶もクリアしたり、マーカーで強調することで重要なんだと頭に記憶させることができるのではないかと。

また、もともと頭の中ではイメージで思いつくことが多いので、正確な言葉になる前のそうした考えの断片をメモにし、あとでそれらを見て、考えを再構築することができれば、日々の問題解決に役立つのではないかと。
そんな考えからこのソフト、ほたるメモを作ろうと考えました。

メモを画像データとすることのデメリットについても、なるべくカバーできるように考えています。
例えば、検索は目視ですることになりますが、分類を細分化すれば改善できます。
それでもカバーできないことは他のアプリケーションに任せ、両者を使い分けることを前提に、そうした運用に適した仕組みを考えていきたいと思います。

まだまだ試行錯誤中ですが、このソフトはこれからも末永く機能改善、拡充していきたいと思います。