3D年賀状

投稿 2014年01月14日 | 3Dプリンタ | hotall

年も押し迫ってくると、頭を悩ませるイベントの一つに年賀状作りがあります。
私は字が下手なこともあり、筆不精なので、この毎年の行事はあまり好きではありません。

以前は下手な版画を作って刷ったりしましたりしましたが、最近ではプリンタ印刷が多くなりました。
毎年、この変わり映えのしない作業にモチベーションを上げるのに苦労しています。

しかし今年は3Dプリンタを製作したので、これを何とか使って、例年とは趣向を変えた年賀状作りを試してみることにしました。

例年通り、妻との共同作業です。
まずは設計から始めます。あれやこれやと話し合いながら行います。

年賀状としての制約に、定型郵便物でなければなりません。
つまり、立体物などを直接送ることはできません。
そこで、プラモデルのように平面部品を組み立てる方式とし、部品を定型に収まる紙のパッケージに入れることにしました。




来年の干支は馬なので、組み立てて馬の形になるもの、しかも少しは役に立つものとして、小物入れを考えてみました。

部品と部品の接合には接着剤などを使わず、ほぞ組みのように差し込み、抜けないようにスライドして固定する方式としました。







Autodesk 123D Designで設計しました。




3Dプリンタ(RepRapPro Huxley)で出力します。




出力している様子です。




やすりでバリ取りをします。




細かい部分は妻のリューターを借りて行いました。




全ての部品ができました。




組み立ててみます。
スライドすることでそれぞれの部品が噛みあい、結構丈夫になりました。




パッケージを作成します。
厚手の紙に(2D)プリンタで印刷します。

表面にはパッケージの外側となる宛名とメッセージを、裏面にはパッケージの内側となる作り方と部品配置を印刷します。




印刷した用紙を切り取り、折り曲げます。




部品を貼りつける場所と用紙の貼りしろに、剥がせるスプレーのりを塗布します。
部品を貼り付けます。




パッケージを組み立てます。




出来上がりました。
一見すると厚手の年賀状の様に見えます。
裏面から剥がすと部品が現れる仕組みです。




送られた人にとって、正月の暇つぶしには良いかもしれませんね。

下表は今回設計・使用した部品の一覧です。
3Dデータ(STLファイル)もアップしましたので、個人的な利用の範囲で、自由にお使いください。
項目数量入手
馬部品A,B,C,D,E5ダウンロード
パッケージ印刷1ダウンロード

出来上がりには結構満足しましたが、作業量が多く、妻を巻き込み徹夜作業となってしまいました。それでも、例年年賀状を送る人のほんの一部の人にしか送ることができませんでした。
結局二人ともへとへとになったので、来年はやらないような気がします。(^_^;)
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