3Dプリンタ(RepRapPro Huxley)の組立-X軸機構組立

投稿 2013/08/06 | デジタル工作機 | hotall

RepRapのX軸の位置合わせはZ軸機構で駆動される昇降台上でホットエンドを左右に移動させます。
ホットエンドの台座はステッピングモータからベルトを使って駆動されます。


この文書は個人的なものであり、公式組立マニュアルから私の理解した事柄を補足的に記述したものです。この記述を参考に製作された場合の一切の責任を負いかねます。組立に当たっては、基本的にRepRapサイトの公式組立マニュアルを参考にしてください。






昇降台の左右の部材のZ軸ロッドを通す箇所にベアリング用のブッシュをはめます。
ロッドを通して、滑り具合を確認します。




すこし固かったので、やすりで軽く削ってみました。
マニュアルには削りすぎないように注意書きがあったので、気を付けて削ったはずだったのですが、4つのうち1つを削りすぎてしまいました。




ブッシュと樹脂の間にメンディングテープを2枚挟むことで、丁度良くなりました。




ホットエンドの台座にベアリングをセットします。




昇降台を組み立てます。




昇降台の幅を、Z軸ロッドの幅に合わせます。
フレームの上に乗せ、ブッシュの穴と、Z軸ロッドが合うように調整します。




ベルトをアイドラーとモーターの穴を経由して、一周させます。

アイドラー用のベアリングを取り付け部材で固定します。




モーターのシャフトにプーリーをはめます。シャフトの欠けとプーリー穴のDの形を合わせます。
プーリーとモーター本体が接触しないように、紙で作ったスペーサーを挟んで、プーリーをシャフトの奥まではめます。




モーターを組み付けます。
後でテンションの調整ができるようモーター取り付け用のネジ穴は遊びがあります。最初はなるべく内側に取り付けます。




ベルト固定材として、ベルトを4cmm切り取ります。




切り取ったベルト片をホットエンドの台座に下半分だけはめます。




駆動用ベルトの端をベルト片の歯側に半分だけ潜り込ませます。
ドライバーなどで、横を押しながら、指で下に押します。




駆動用ベルトのもう一方の端の長さを調整して、先ほどと同様に半分だけ潜り込ませます。
後は指で半分だけ出ているベルトを、奥まで押し込みます。




ホットエンドの台座にホットエンド取り付け用の樹脂部材を固定します。




アイドラー側に、幅調整ネジを付けます。
事前にネジを固定するナットを樹脂材の穴に入れておきます。




X軸機構が出来上がりました。

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