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■■■技術メモ:Thinkpad X30 印刷環境の構築■■■
 
この文書は個人的なものであり、内容についての責任は負いかねますが、皆様の御役に立てれば幸です。
●目的

Linuxからネットワークプリンタに印刷できるようにします。
 プリンター: brother HL-1870N

●手順

  1. autoconfの最新版をダウンロード/インストールします。
     http://ftp.gnu.org/gnu/autoconf/
     autoconf-2.57.tar.gz
    tar xvfz autoconf-2.57.tar.gz
    cd <作成されたディレクトリ>
    su
    ./configure
    make
    make check
    make install
  2. www/cups.orgからCUPSのダウンロード/インストールします。
    cups-1.1.18-source.tar.gz
    tar xfvz cups-1.1.18-source.tar.gz
    cd cups-1.1.18
    README.txtに記述されているcups.install
    スクリプトが存在しない。
    INSTALL.txtを参考にコンパイル。
    cd cups-1.1.18
    autoconf
    ./configure
    make
    make install
  3. CUPSのチェック
    su
    /etc/rc.d/init.d/cups start
    ->OKが表示されます。
    ブラウザ-(mozilla)から CUPS(http://localhost:631/)にアクセスします。
    ->CUPSページが表示されると、チェックが完了とします。
  4. プリンタードライバ:brhl18_2-1.0.0-0-noarch.rpmをダウンロードし/usr/src/redhat/RPMS/i386にコピーします。
  5. GnoRPMを起動
    brhl18_2-1.0.0-0-noarch.rpmのインストールを行います。
    (パッケージ名:Applications/brhl18_2-1.0.0-0)
  6. ブラウザ-(mozilla)から CUPS(http://localhost:631/)にアクセスし、プリンタの設定を行います。

    Manage Printersをクリック
    Add Printerをクリック
    Name HL1870N
    Location:At Home
    Description:Laser Printer
    Continueをクリック

    Device:LPD/LPR Host of Printer
    Continueをクリック

    DiviceURI:lpd://<プリンターのIPアドレス>/binary_p1
    Continueをクリック

    Make:Brother
    Continueをクリック

    Model:Vrother HL-1850/70N BR-Script3(en)
    Continueをクリック
    ->完了

    Administrationをクリック
    Printers-ManagePrintersをクリック
    Print Test Pageをクリック
    ->テスト印字完了
- 作業経緯 -
  • Vine2.5にはCUPSがインストールされていないので、これのインストールが必要です。
  • CUPSインストール時にautoconfのバージョンが古い(下記メッセージ)とのメッセージが出ますので、最新版のインストールが必要です。
     Autoconf version 2.50 of higher is required for this script.